レイについての簡易考察
ついに出ました! メインルリグ,レイの情報です!
可愛さと凛々しさが現れていて素晴らしいですね!
⚡センタールリグ〈レベル3〉公開❗️
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) 2021年3月10日
「至高へ飛翔 レイ」
Illust:村上ゆいち先生
4/3(土)発売 拡張パック
「STANDUP DIVA」に収録です!
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が,問題はテキストです。確認してみましょう
出:1ドロー1エナチャージ
No Limit 共通効果です。安定している効果
自:アタックフェイズ開始時に,このターン2枚以上カードを引いていた場合,U1で対戦相手のレベル2以下のシグニを1体デッキボトムに送る。
なんとバンのようなターン1面要求ができるようになりました。ほかのヒラナ,アキノが地味な効果であったことを考えるとすごいことですね。
起:レベル2ルリグを2枚ダウンし,手札をすべて捨てる。この方法で捨てた青のカードと同じ枚数,対戦相手は手札を捨てる。
No Limit 共通条件のルリグダウンに加え,手札をすべて捨てるというアキノ顔負けのデメリットがありますが,その分,相手の手札をほぼすべて破壊するのは強烈です。
ただし,これを使う場合,相手がゼノ・クラスタを採用しているかは気をつけなければならないかもしれません。また,青のカードの数しかカウントしないことも注意しないといけません。
で,強いの?
みなさん気になっているのはおそらくここだと思いますが,現時点(新しいシグニ,ピースが出ていない時点)ではそこそこ,という認識をしています。
強いところと弱いところを考えていきましょう。
強いところ
1. 2枚カードを引く,は条件として容易である。
まずこれにつきます。そもそもレイの出現時で1ドローできますし,Random Bad, Troubleなど,スペルも豊富です。ドローできるシグニもまだ新しいシグニが出ていない現時点で,カロン,ガギエル,リュグツカ,アマビエと豊富です。アシストもヒラナのL2でドローできますし,ピースも鍵の音があります。レベル2以下のシグニがいないことはほとんどないですし,効果を使えないことはほとんどないと言っていいです。
2. シャドウ(シグニ)に触れることができる。
ヒラナはかなり強いルリグですが,シャドウ(シグニ)(というかチョウウン)に触れることはほとんどできませんでした。他にもパワー12000になるキヨステイがローズクォーツでしか除去できないなど,コストを強くかける必要がありました。それをルリグで解決できるレイの自動効果は優秀だと思っています。
3. 起動効果も実質1点である。
最後の起動効果は,実質ヒラナの使い方に似ていると思います。ライフクロスを0枚にして「サーバントを拾う手段ないと絶対勝つぞ」と言えるようになります。ヒラナのほうが使い勝手はいいですが,まあ最悪倒しきれなくても次のターンのハンドがぼろぼろにできますので,生きている可能性が出てきますね。
弱いところ
1. デッキがほぼほぼ青単になる。
起動効果を有効に使うためには,手札に青のカードを多くため込まなければなりません。となると,自然とデッキの中の青いカードを多く採用しなければなりません。青のカードはドローができるために完全に青単としなくてもよいかもしれませんが,タマゴやマドカ,あとアシストレイが強いヒラナなど,ハンデスルリグと戦わなければならないことを考えると,青単にしておくほうが無難でしょう。
2. そもそもNo Limitは攻撃力がある。
No Limitの強みは,ライフクロス2枚と交換できる超優秀なピースと,ローメイル,ランスロットが使えるところと,轟音の炎球で10000以下バニッシュができるところだと思っています。はい,全部赤のカードです。
青単にするということは,この強みが失われる,ということになります。実際は轟音の炎球のみ採用……というのもあるかもしれませんが,基本的にはヒラナ,アキノと違う戦略が必要になる可能性が出てきます。
3. 2エナはけっこう重たい
No Limit はジェスカイカラー(白赤青)であり,緑を含んでいません。なので,能動的にエナを増やすことは苦手です。アキノがわけわからん2エナチャージ持っていますが(いやほんとあの性能は色壊してる。タウィルはまだシグニの色参照してたから許せるけど),あとは自身の出現時のみです。エナが増える想定はなかなか難しいです。そんな中で,バンの無償でランサー付与とは違い,2エナという査定相応な(相応であって,コストが比べて高いわけではないです)レイの自動効果は,上を見るとちょっと劣っていると感じてしまいます。弱くはないんだけどね! 強くはないんだ。
4. No Limit特有の防御の弱さは変わらない。
さて,レイセンターと仮定しましょう。アシストルリグで新しいカードが出ないと仮定すると,どういう構成になるでしょうか。私ならたぶんこうします。
はい! 1面防御です! ヒラナと同じ攻撃しか脳がない構成です。
ヒラナのアシストは正直これしかないと思います(アキノも一緒ですしね)。アキノのほうはいろいろ案があると思いますが,パーは小回りが利かないし,ダブルピースを使うエナもハンドもないです。というかL1アシストも,初動を安定させるためにアキノ*グッドにしたいところですが,赤と白のシグニの枚数が最低限になりそうなデッキ構成上不安定に見えるので,グーにせざるを得ないかと思います。
そうすると,ピースは初動を安定化できるものにしたいですよね。現状の候補であればきゅるきゅるーんか鍵の音あたりになるかと思います。つまりレイはルリグデッキの自由度が少ないです(Glory Growを入れない選択肢は基本ない)。
レイはどういうデッキになる?
アシストルリグは上の通りになると思います。ピースについて,もう1枠は,現在発表されている枠の中であればきゅるり☆きゅるりらになるかと思います。1ドローもそうですが,エナチャージとエナフェイズのチャージで2エナ青が溜まればTroubleが打てるので初動の安定にもつながりますし,初手に使わないならL3グロウ時に使えば自動効果の条件達成です。簡単でしょ?
で,メインデッキに関しては新シグニが出てくるとガラッと変わるので,今作るのは野暮だと思います。ムジカだってファラリスで強化されましたし,ただ,コンセプトについてはある程度決まっていると思います。
それは,青単アグロです。
ヒラナ,アキノのアシスト,そして自身の効果を使って序盤から積極的にライフクロスをクラッシュしていき。先行4T目,後手4できれば3での勝利を目指します。つまりヒラナの青バージョンです。まあアシスト的にこうなるしかないんじゃないかな,って思ってます。ルリグデッキで4点,ルリグ本体で2点は作れるので,あとはメインデッキで先行なら3点,後攻なら4点作ればいいわけです。轟音の炎球が使われるかもしれませんし,青版のヘラみたいなシグニが出てくる可能性もあります。L3を越すためには,アサシンが付与されるシグニが使われるかもしれません(今だったらジャコビニですね)。いずれにせよ,早めにライフクロスを壊していく,タマゴやマドカとは違うタイプの青シグニになるでしょう(イメージ的にはウムルが近いかもしれません。ウムルも赤が入ってますし,ルリグデッキで面を開けていくスタイルですね)。
現状のカードで入りそう,使えそうなカード
フォカロル・Trouble
バーストつよつよ青カード,たぶん入りますし,Troubleは表で使う可能性も普通にあります。
Random Bad
1ドロー1ハンデスは書いてあることはおかしいです。当然候補ではありますが,エナが厳しいので採用は見送られる可能性があります。ハンデスするのは最後だけ,って感じですね。
轟音の炎球
唯一使われそうな青以外のカード,まあ書いてあることおかしいですしね。
プロシオス ブロンズ
結局ディーセレの現状は,L1バニラ優秀,です。アキノ※バイバイの都合上白は必須なのでたぶんプロシオスは入ります。ブロンズは轟音の炎球が使われるか次第でしょう。
ガギエル,リュグツカ,カロン
優秀なルーティングのできるシグニであり,レイの自動効果を満たすために使えます。ただし,ハンドを強くすることはできてもリソースを増やしているわけではないので,これらのカードをどれだけ少なくできるかが,デッキを組む時の焦点となりそうです。
シィラカン
できれば入れたいのはこっちです。無条件にハンドを1枚増やすカードです。防御的には弱いですが,そもそもこのデッキはメインデッキでリソースを稼ぐ構成なので,些細な問題かと思います(なお些細ではない。だからボロボロなんだって)。
最後に
レイ,かっこいいしかわいいですよね! ディーセレ3弾は,彼女を使いたいと考えています。推しで組むWixossはいいですよね。
現状のスペックでは確かに負けているところもありますが,Wixossはメインデッキも当然重要です。これから,レイに合うようなシグニを期待したいですね!!